専務取締役の浅野隆司さん(右)と
常務取締役の五十川智宣さん(左)に話しを伺いました
平成4年に開局し、現在は、大垣市・海津市・池田町・神戸町・垂井町・関ケ原町の2市4町、5万世帯を超えるお客様に、テレビ放送・インターネット・固定電話サービスを提供しています。これらのサービスは技術革新に加え、時代の変化により様々な新しいサービスが登場します。ですから常に臨機応変な対応が必要です。地域の方に一番新しいサービスを使ってもらえるよう取り組んでいます。特に番組作りでは、ケーブルテレビのメリットを活かした「地域に根ざした情報」を伝えています。
当社を利用していただいているのは、安さだけではないところに価値を見出してもらっていると思います。
例えば、なにかお客様から連絡があれば、できるだけ伺うようにしています。そうやって1軒1軒を大切にしてきた結果、顔を見ただけで「大垣ケーブルテレビさん」の一言でお宅に入れてもらえるまでになりました。
新サービスの導入も、情報発信もすべて、地域やお客様に必要かつ喜んで頂けるものか、に考えの軸足を置く、ということです。 対峙するのではなく、横に並んで、同じ目線でお客様に寄り添い、その空気を共有する。この姿勢がわたしたちにとって一番のアドバンテージだと思っています。絶えず、地域の声を聞き逃さず、最大限に貢献するよう心がけています。この地域にいち早くブロードバンド環境を提供したのもそういった思いによるものです。
今回、特別番組「はたらく人になろう〜大垣特別支援学校2013卒業の春」が放送批評懇談会主催のギャラクシー賞を県下初で受賞しました。この賞は、地域の皆さまのお蔭でいただけたと思っています。それは、日頃の番組づくりの出会いから、学校の日常の出来事を知り、地域の方に伝えたいと企画したものです。学校も生徒たちも「大垣ケーブルさんね」と好意的に、何度も取材を受けいれてくれました。地域の一員だからこそよい関係を築け、できた番組だと思います。
お客様と個対個の関係が築けるような、ワンストップサービスを築いていきたいと思います。地域の情報発信基地という位置づけをきちっと構築し、メディアにとらわれず多様な方法で、地域の方に提供し続ける。通信サービスでは、内容・価格とも納得して頂けるものをお届けしていきたい。番組作りでは、もっと視聴者の方に近づいて、きめ細かい情報を双方向で発信していきたいと考えています。地域の方に信頼され、あてにされるような地域密着型オンリーワン企業になりたいですね。
地域の方と係わっていこうという熱意を感じる企業でした。お客様が顔を見ただけで大垣ケーブルテレビと分かり、リビングというプライベートな空間へ通して席を外せるという話を伺いました。地域の方へ寄り添おうという企業理念が形式上のものではなく、何度もお客様のもとへ伺うという行動を起こしていたからこそ、信頼関係を築けたのだと思いました。地域の皆様とのご縁を大切にされている素敵な企業です。